くきなみ村から

人生万事大丈夫

【詩】この山を登る

その線より前を見ると心は暗くなる
その線より後を見ると心は重くなる
その線上にいる時だけ心は楽になる
とりあえずそこに気づくのが大切で。
そこがこの山の一合目となるのです。

その線上に居続けると心は楽だけど
その線上に居続けるのはむずかしい。
だからそこに居続けるためのコツを
つかもうと工夫していくのが大切で
そこがこの山の三合目となるのです。

その線上に居続けることが出来ると
悩みは熱した鉄板に落ちる水の如く
ひとつひとつが瞬時に蒸発していき
悩みに心を奪われることがなくなる。
そこがこの山の五合目となるのです。

悩みに心奪われることがなくなると
そこに幸せを感じられるようになる。
その幸せが感じられるようになると
人に伝えようという使命感が生れる。
そこがこの山の七合目となるのです。

まずその線の存在を人に教えていき
その線上にいることの大切さを説き
その線上に居続ける工夫を指導して
その線上に居続けるコツを伝授する。
そこがこの山の九合目となるのです。