子どもの頃
茶の間に掛けてある
柱時計が止まると
いつもぼくは
思っていたものだった。
その中で働いている
小人たちが疲れて
時を止めているんだ、と。
ついこの間のこと
リビングに掛けてある
掛け時計が止まった。
その時ぼくは
思ったものだった。
子どもの頃働いていた
小人たちは魔法をかけられ
電池にされてしまったんだ、と。
子どもの頃
茶の間に掛けてある
柱時計が止まると
いつもぼくは
思っていたものだった。
その中で働いている
小人たちが疲れて
時を止めているんだ、と。
ついこの間のこと
リビングに掛けてある
掛け時計が止まった。
その時ぼくは
思ったものだった。
子どもの頃働いていた
小人たちは魔法をかけられ
電池にされてしまったんだ、と。