2024-08-17 【詩】満員電車 詩 飽くことのない人の夢が真夏の日々の汗に消えていく取り乱さずに言葉を吐けば見えぬ疲れが息を詰まらす 幸せかい、こんな人混みが 楽しいかい、こんな人混みが休む間もなく満員電車で生暖かい風、身にくらって夜はまだかと時を恨んで帰るまではと体裁つける 幸せかい、こんな人混みが 楽しいかい、こんな人混みが憂いに満ちた満員電車で今日はどこへと曇り空を見る 幸せかい、こんな人混みが 楽しいかい、こんな人混みが